この記事でわかること
現場歴20年超のプロ電気工事士の視点で、マキタ TD022DSHXとパナソニック EZ7521LA2Sを「性能・価格・使い勝手」でガチ比較。
新人が最初の1台に選ぶべきペンインパクトを結論付けます。

目次
なぜ新人電気工事士は最初に「ペンインパクト」を買うべきなのか?
電気工事の現場に入ったばかりの新人が、先輩から真っ先に言われるセリフがある。
「ペンインパクトだけは自分のを持っとけ」
これ、マジです。
18Vのデカいインパクトは会社支給でも、スイッチやコンセントの器具付けに毎日使うペンインパクトは”個人の腰道具“として常時携帯するのが電気屋のスタンダード。
共有品だと「あ、誰かが持ってった……」で作業が止まる。
だから自腹でも最初に買う価値がある。
スイッチ・コンセントの器具付けで圧倒的な時短
電気工事士の仕事のうち、体感で半分近くを占めるのが「器具付け」。
照明器具やスイッチプレートのビスを1本ずつ手回しで締めていたら、それだけで日が暮れる。ペンインパクトが1台あれば、M3〜M8の小ネジからコーススレッド45mmまで一瞬。
トルク25N·mは器具付けには十分すぎる威力で、数十箇所の器具付けが午前中に終わる世界が待っている。
軽量で工具袋にすっぽり収まる機動力
マキタもパナソニックも重量約550〜570g、全長約280〜290mm。
缶コーヒー1本分の重さで、腰袋のペンドラホルダーにスッと収まる。
脚立の上や天井裏といった狭所でも片手で取り回せるのが、18Vインパクトにはない最大の強み。
北海道の現場で分電盤からスイッチまで何往復もする身としては、この軽さが「疲れの差」に直結する。
【徹底比較】マキタ vs パナソニック、どっちを選ぶ?
まず結論に直結するスペックを並べる。
| 項目 | マキタ TD022DSHX | パナソニック EZ7521LA2S |
|---|---|---|
| 電圧 | 7.2V | 7.2V |
| 最大トルク | 25N·m | 25N·m |
| 回転数 | 0〜2,450 min⁻¹ | 0〜2,300 min⁻¹ |
| 打撃数 | 0〜3,000 min⁻¹ | 0〜2,600 min⁻¹ |
| バッテリー | 1.5Ah×2個 | 1.5Ah×2個 |
| 重量 | 約569g | 約555g |
| 全長 | 282mm(ストレート時) | 290mm |
| 操作方式 | 両面スイッチ | 両面スイッチ |
| LEDライト | ビット先端照射 | 2方向LED(約2m先まで照射) |
| 付属品 | ケース・充電器・バッテリ2個 | ケース・充電器・バッテリ2個 |
| 実勢価格(2026年3月時点) | 約17,700〜18,000円 | 約22,000〜23,000円 |
マキタ TD022DSHXの特徴
「回転・打撃のスピードで押し切る、コスパ最強のド定番」
回転数2,450rpm・打撃数3,000rpmはペンインパクト界でトップクラス。
ビス締めのテンポが速く、器具付けの数をこなすときにストレスがない。
Amazonのペン型インパクトカテゴリでベストセラー1位を獲得し続けているのは伊達じゃない。
もう一つの強みが7.2Vバッテリーの互換性。
マキタは同じBL0715バッテリーで使えるクリーナーやLEDライトを多数展開しており、バッテリー資産を他の工具に使い回せる。
「最初にマキタを選んだ結果、工具が全部マキタになった」という先輩の話は電気屋あるある。
実勢価格がフルセットで約17,700円と、パナソニックより4,000〜5,000円安いのも新人の財布にはありがたい。
パナソニック EZ7521LA2Sの特徴
「電気工事士のための精密機、暗所のLEDが圧倒的」
パナソニックの最大の武器は2方向LEDライト。
ペンドラ本体を懐中電灯代わりに使え、盤内や天井裏の暗所で「照らしながら締める」が1台で完結する。
これはマキタにない独自機能で、電気工事士から根強い支持を集める理由。
操作感もマキタよりやや繊細で、トリガーのストロークが短めなぶん低速での微調整がしやすい。
精密さが求められる弱電工事や制御盤の配線には、パナソニックの方がしっくり来るという声が多い。
本体がやや太めなので、ペンドラホルダーとの相性は事前に確認したい。
ただ重量は555gと3メーカー中最軽量で、長時間作業の負担は少ない。
結論!あなたにおすすめのペンインパクトはこれ
コスパとスピード重視なら → マキタ TD022DSHX
「とにかく最初の1台を安く手に入れたい」「バッテリーを他のマキタ工具と共用したい」
そんな新人にはマキタ一択。回転・打撃スピードが速く、器具付けの数をガンガンこなす現場で頼もしい。
Amazonベストセラー1位の実績が安心感を後押しする。
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信頼と操作性重視なら → パナソニック EZ7521LA2S
「暗い盤内で作業することが多い」
「精密な締め付けが求められる弱電工事が中心」
そんな人にはパナソニック。
2方向LEDライトは一度使ったら戻れない便利さ。
価格はマキタより高めだが、ライト機能の付加価値を考えれば十分にペイする。
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ペンインパクトをホームセンターより安く買う方法
ホームセンターの店頭価格は基本的に定価ベース(マキタ定価27,500円、パナソニック定価31,900円)。一方、ネット通販なら30〜40%オフが当たり前の世界。
賢い買い方のポイントは3つある。
① Amazon+楽天+Yahoo!の三角比較を習慣にする。
同じ商品でもセールのタイミングで最安ショップが入れ替わる。
Amazonのタイムセール、楽天のお買い物マラソン、Yahoo!の5のつく日。
それぞれのポイント還元まで含めると実質価格に大きな差が出る。
②「本体のみ」と「フルセット」を間違えない。
本体のみ(型番末尾が”Z”)はバッテリーも充電器も付かない。
新人が最初に買うなら、必ずバッテリー2個+充電器+ケース付きのフルセットを選ぶこと。
本体のみを買って後からバッテリーを単品で揃えると、結局フルセットより高くつく。
③ 楽天やYahoo!はポイント倍率イベントを狙う。
楽天スーパーSALEやYahoo!の超PayPay祭り期間中なら、実質15,000円を切る場合もある。
急ぎでなければイベントカレンダーをチェックしてからポチるのが正解。
最終更新:2026年3月27日|価格は執筆時点のものです。最新価格は各リンク先でご確認ください。