壁掛けテレビは、部屋が一気にすっきりします。
テレビ台がなくなる。
配線が隠れる。
ホテルみたいな空間になる。
ただし、現場目線で言うと、壁掛けテレビ工事は甘く見ると危ないDIYです。
特に危ないのが、
- 石膏ボードだけに固定する
- 下地を確認しない
- テレビの重さを見ない
- 配線を無理に壁内へ通す
- コンセント増設を無資格でやる
このあたり。
この記事では、壁掛けテレビ工事の費用相場、DIYでできる範囲、業者に頼むべきケースを、電気工事の現場目線でわかりやすく解説します。
結論
壁掛けテレビは、条件がそろえばDIYもできます。
ただし、次の場合は業者依頼が安全です。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 55インチ以上の大型テレビ | 業者推奨 |
| 石膏ボード壁 | 下地確認必須 |
| 壁内配線をしたい | 業者推奨 |
| コンセントを増設したい | 電気工事士が必要 |
| 賃貸住宅 | 穴あけ前に要確認 |
| 下地がわからない | 業者推奨 |
小型テレビを下地にしっかり固定するだけならDIYも可能。
でも、配線やコンセントが絡むなら、プロに頼んだ方が早くて安全です。

壁掛けテレビモニター工事とは?メリットと注意点
部屋がすっきりする・インテリア性が高まる テレビを壁に固定すると床やテレビ台が不要になり、空間が広く見えます。インテリアとしてもスタイリッシュで、ホテルやモデルルームのような雰囲気を演出できます。
地震や転倒防止など安全面のメリット スタンド型テレビは地震や衝撃で倒れる危険がありますが、壁掛けなら固定されているため安心です。小さな子どもやペットがいる家庭でも安全性が高まります。
壁の強度や配線処理など注意すべき点 設置には壁の強度が必要です。石膏ボードだけでは耐えられない場合があり、下地の木材や補強材を確認することが重要です。また、配線を隠す工事をしないと見た目が乱雑になりやすいので、事前に計画しておきましょう。
壁掛けテレビモニター工事の費用相場
壁掛けテレビモニター工事の費用相場は、一般的に¥15,000〜¥50,000程度です。 ただし、壁の種類や補強の有無、配線処理などの追加工事によって金額は大きく変わります。DIYで行う場合は材料費だけで済みますが、専門業者に依頼すると安全性や仕上がりの安心感が得られる分、費用は高めになります。
費用の一般的な目安
- 基本工事費用:¥15,000〜¥50,000 → テレビサイズや壁の状態によって変動
壁の種類や補強の有無による費用差
- 石膏ボード壁のみ:補強が必要になるケースが多く、追加費用が発生
- コンクリート壁:穴あけ工事が難しく、専用工具や技術料が加算される
配線隠し工事や追加オプション
- 配線隠し工事:¥10,000〜¥30,000程度
- コンセント増設:¥5,000〜¥15,000程度
- 壁補強材設置:¥10,000〜¥20,000程度
DIYと業者依頼のコスト比較
- DIY:材料費(ブラケット・工具)で¥5,000〜¥15,000程度。ただし失敗リスクあり。
- 業者依頼:¥20,000〜¥50,000程度。安全性・仕上がり・保証が確保できる。
費用相場
壁掛けテレビ工事の費用は、だいたい以下が目安です。
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 基本取り付け工事 | 15,000円〜50,000円前後 |
| 壁補強 | 5,000円〜30,000円前後 |
| 配線カバー処理 | 5,000円〜15,000円前後 |
| 壁内配線 | 10,000円〜30,000円前後 |
| コンセント増設 | 10,000円〜30,000円前後 |
| 金具代 | 3,000円〜20,000円前後 |
家電量販店や専門業者の料金を見ると、補強済みの壁であれば基本工事は1万円台後半から。
ただし、壁の状態やテレビサイズで金額は変わります。
安さだけで選ぶと、あとで壁が傷むこともあります。
壁掛けテレビは「落ちたら終わり」です。
壁掛けテレビモニター工事の業者選びのポイント
料金の内訳を確認 工事費用には「基本工事費」「取り付け金具代」「交通費」などが含まれる場合があります。見積もり時に項目ごとに分けて確認すると、後から追加請求されるリスクを減らせます。
資格と実績を確認 施工件数が多い業者や、電気工事士などの専門資格を持つスタッフがいる業者は安心です。技術力と経験が仕上がりに直結します。
アフターサポート体制 設置後の保証や修理対応があるかどうかも重要です。万が一の不具合に備え、サポート体制を確認しておきましょう。
口コミ・評判を参考に 利用者のレビューや評判をチェックすることで、対応の丁寧さや仕上がりの満足度を把握できます。公式サイトだけでなく、第三者の口コミサイトも参考になります。
相見積もりを取る 複数業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することで適正価格を把握できます。価格だけでなく、対応のスピードや説明のわかりやすさも判断材料にしましょう。
DIYで壁掛けテレビを設置する方法
必要な道具
- 壁掛け金具(テレビサイズに合ったもの/VESA規格対応)
- インパクトドライバー・ドリル(下地に固定するため)
- 水平器・メジャー(位置決めと水平確認)
- ケーブルカバー(配線を隠して見た目を整える)
設置前の確認
- テレビが壁掛け対応(VESA規格)かどうかを確認
- 壁の強度や下地の位置をチェック(石膏ボードのみは危険)
- 配線ルートを事前に決めておく
取り付け手順
- 設置位置を決めてマーキング
- 下地に金具をしっかり固定
- テレビ背面にブラケットを取り付け
- 配線を接続し、テレビを金具に掛ける
- 水平を確認し、落下防止ネジを締める
注意点
- 大型テレビは必ず2人以上で作業
- 石膏ボードのみの壁は補強が必要
- 賃貸の場合は「ディアウォール」や「ラブリコ」を使えば穴を開けずに設置可能

DIYでできる範囲
DIYでできるのは、主にこの範囲です。
- 壁掛け金具の取り付け
- テレビ背面ブラケットの取り付け
- 配線カバーでケーブルを隠す
- 下地にビス固定する
- テレビを金具に掛ける
ただし、条件があります。
壁の下地にしっかり固定できること。
石膏ボードだけにビスを打つのは危険です。
ボードアンカーだけで大型テレビを支えるのもおすすめしません。
金具を探すなら、まずはテレビサイズに合うものを確認してください。
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DIYでダメな範囲
ここは大事です。
以下は無資格DIYでやらない方がいいです。
- コンセント増設
- コンセント移設
- 壁内の電線接続
- 電源ケーブルの壁内隠蔽
- 分電盤からの配線工事
経済産業省の資料でも、電気工事士資格が必要な作業と、資格不要な軽微な作業は分かれています。
特にコンセント増設は、ただ穴を開けて線をつなぐだけではありません。
配線容量、接続、絶縁、接地、安全確認が必要です。
見た目は簡単。
でも中身は火災リスク。
ここはプロの領域です。
必要な道具
DIYで壁掛けテレビを取り付けるなら、最低限これが必要です。
- 壁掛け金具
- 下地探し
- 水平器
- メジャー
- インパクトドライバー
- ドリル
- ビス
- ケーブルカバー
- 2人以上の作業人員
下地探しはかなり重要です。
感覚で打つと失敗します。
配線をきれいに見せたいなら、壁内に入れるより、まずは配線カバーが安全です。
よくある質問
壁掛けテレビはDIYできますか?
できます。
ただし、下地に固定できることが条件です。石膏ボードだけの固定は危険です。
コンセント増設はDIYできますか?
無資格ではおすすめしません。
コンセント増設や移設は電気工事士の資格が必要になる作業です。
石膏ボードに壁掛けできますか?
石膏ボードだけでは危険です。
下地や補強材に固定する必要があります。
業者費用はいくらですか?
基本工事で15,000円〜50,000円前後が目安です。
補強や配線隠し、コンセント増設があると追加費用がかかります。
配線を隠す方法は?
簡単なのは配線カバーです。
壁内配線は見た目が良いですが、工事内容によっては専門業者に依頼した方が安全です。
まとめ壁掛けテレビモニター工事の選び方
壁掛けテレビは、部屋をすっきり見せる便利な工事です。
ただし、DIYで一番怖いのは落下と電気事故。
覚えておきたいポイントはこれです。
- 小型テレビならDIYも可能
- 大型テレビは業者依頼が安全
- 石膏ボードだけの固定は危険
- コンセント増設は電気工事士の領域
- 配線隠しは配線カバーが安全
- 下地確認が一番大事
見た目をきれいにする工事ほど、裏側の安全が大事です。
壁掛けテレビは、未来の暮らしを少しスマートにしてくれる。
でも、壁と電気を甘く見ない。
ここだけは、現場から強く言っておきます。

