下見から正式工事へ。
「なぜここまで確認するのか?」
現場を知るプロだから言える、仕上がりを左右するポイントをすべて公開します。
📌 下見で伝えきれなかったこと、追記します
前回の記事では「下見でお客様と設置位置の打ち合わせをした」「下地強度の確認が重要」というところまでお伝えしました。今回はその先──なぜ下地確認が最重要なのか、金具はどう選ぶのか、配線はどう隠すのかを現場目線で掘り下げます。
🧱 壁の種類によって工事内容が全然違う
テレビ壁掛け工事で最初に決まるのが「壁の構造」です。これを見誤ると、最悪テレビが落下します。
| 壁の種類 | 特徴 | 対応方法 |
|---|---|---|
| 間柱あり(木造) | 石膏ボードの裏に木の柱がある | そのまま間柱にネジ固定でOK |
| 間柱なし(石膏ボードのみ) | ボードだけで支える構造 | コンパネ補強が必須 |
| コンクリート壁 | RC造マンションなど | アンカーボルト打ち込みが必要 |
| ALC(軽量気泡コンクリート) | 見た目はRC風だが脆い | 専用アンカーが必要 |
石膏ボードのみへの直止めは厳禁。 32インチ以上のテレビの重みには耐えられず、時間差で落下する危険があります。
🔍 下地の探し方──現場で使うプロの技
下見のときに必ず持参するのが「下地センサー(壁裏探知機)」です。
手順はシンプルです
- センサーを壁面に当ててスタートボタンを押す
- 壁面をゆっくり横にスライドする
- 音と表示が変わった場所が間柱の端
- 両端を挟んだ中心が間柱の中心(そこにネジを打つ)
💡 間柱は通常、303mm〜455mm間隔で配置されています。前回記事で紹介したレーザー距離計で左右の壁から距離を測れば、間柱の位置を予測しやすくなります。
🔩 金具の選び方──VESA規格を必ず確認
テレビ背面にはVESAマウント規格というネジ穴の規格があります。これが合わない金具を選ぶと取り付けできません。
✅ 確認すべき3点
- テレビのインチサイズ(32型・55型・65型など)
- テレビ背面のVESAネジ穴間隔(例:200×200mm、400×400mm)
- テレビの重量(金具の耐荷重をオーバーしないこと)
金具の種類と特徴
| 種類 | 動き | 価格帯 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|
| 固定式 | 動かない | 安い | 正面からだけ見る部屋 |
| チルト式 | 上下角度調整 | 中程度 | 高い位置への設置 |
| フルモーション式 | 上下・左右・伸縮 | 高め | リビング・複数人で見る部屋 |
📌 現場でよく使う金具はハヤミ工産シリーズ。国内メーカーで品質が安定しており、説明書も分かりやすいと好評です。コスパを求めるならPERLESMITHのフルモーション式が選ばれています。
配線隠し──「美しい仕上がり」の決め手
テレビを壁掛けにしたのに配線がダラーンと垂れていたら台無しです。配線処理には大きく3つの方法があります。
① 配線モール(最もお手軽)
壁面に沿ってモールを固定し、その中にケーブルを収納する方法。壁に穴を開けず、賃貸でも対応可。ただし「モールが見える」という視覚的なデメリットはあります。
② 壁内隠蔽配線(仕上がり最高)
壁に穴を開けてケーブルを壁の中に通す方法。見た目はスッキリ完璧ですが、電気工事士の資格が必要な場合(コンセント増設を伴う場合など)があります。弊社はここも対応可能です。
③ テレビボード・棚と組み合わせる
テレビ下にフロートボードや収納棚を設置し、レコーダーや機器ごとそこに収める方法。見た目と利便性を両立できます。
💡 「電源コンセントの位置」がすべての起点。 設置位置とコンセント位置が離れているとモールが長くなるか、コンセント移設工事が必要になります。下見時の電源確認が仕上がりを決めます。
📐 前回使ったレーザー距離計がここで活きる
前回紹介したレーザー距離計は、テレビ設置位置の決定に直結します。
- テレビ中心の視聴距離の黄金比は「画面サイズ(インチ)× 約3〜4倍」
- 55インチ → 約165〜220cm が最適視聴距離
- レーザー計でソファからの距離を即座に確認、最適高さを算出
メジャーでは測りにくい「斜めの距離」「天井高」「壁面面積」も一瞬で出せるのが現場でのメリットです。
💬 SNS・お客様のリアルな声
「取り付け位置などのレイアウトを悩んでいましたが、テレビの見易さや今後の生活を考慮し、取付位置にテープを貼ってくれて一緒に確認してくれた。安心して任せられた」 — ジャストップ お客様の声より
「壁掛けにしたら部屋が別次元に広く感じる。配線もすっかり消えて、テレビだけが浮いてるみたい」 — X(旧Twitter)ユーザーレビューより
「下地補強なしで業者に頼んだら数ヶ月後に金具ごと落ちた。ちゃんとした業者選びが大事だと痛感」 — 知恵袋 体験談より
費用の目安(参考)
| 工事内容 | 費用目安(税込) |
|---|---|
| 金具取り付けのみ(下地あり) | 約16,000〜40,000円 |
| 下地補強+金具取り付け | 約30,000〜60,000円 |
| 隠蔽配線+コンセント移設まで | 約80,000〜150,000円 |
| 金具代(別途) | 約5,000〜30,000円 |
工事費は地域・住宅構造・テレビサイズによって変動します。お気軽にご相談ください。
🛒 現場で使っているアイテム・関連アイテム
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- ハヤミ工産 テレビ壁掛け金具(Amazon)
- PERLESMITHフルモーション式壁掛け金具(Amazon)
- 下地センサー 壁裏探知機(Amazon)
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- レーザー距離計 現場用(Amazon)
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追記まとめ
✅ 壁の種類(間柱あり/なし)で工事内容がまるで変わる
✅ 石膏ボード直止めは厳禁──下地補強がプロの基本
✅ 金具はVESA規格・インチ・重量を必ず確認
✅ 配線隠しは「モール」か「隠蔽配線」かで仕上がりが別物
✅ レーザー距離計は最適視聴距離の計算にも直結する
✅ 下見の丁寧さが、完成の美しさと安全性を決める
🔧 「壁掛けにしたい」というご相談、大歓迎です。
下見→お見積り→工事まで、北海道内どこでも対応します。
まずはお気軽にご連絡ください。


