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出張帰り、樽前SAで虹に出会った。雨上がりの駆け込み休憩が一番のご褒美だった話

出張帰りの道央道、雨に濡れた路面。ふと寄った樽前SA(下り)の駐車場に、虹がかかっていた。しかも二重。疲れ切った電気オヤジの心が、たった30分で洗われる。

結論:寄り道して正解だった

出張の帰り道、雨。でも西の空だけ明るくなってきた。このパターン、経験則でいうと雨が上がって日が差し始めた瞬間が、虹のゴールデンタイム。半分くらいの期待で、樽前SA(下り・札幌方面)へ降りた。

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写真1:駐車場から見た二重の虹(主虹+副虹)

駐車場に降りたら、いた。主虹の外側に、うっすらと副虹。雨上がりのアスファルトが黒く光って、その上に二重のアーチ。心が和むって、こういうことだ。

樽前SAってどんな場所

樽前SAは道央自動車道・苫小牧市字錦岡のSA。札幌JCTから67.9km、下り線は札幌方面。コンビニはローソンが24時間営業で、道内の高速道路ではここが初出店(2024年7月19日オープン、品揃え約2,000品目)。セイコーマート→セブンイレブン→ローソンと、道内高速のコンビニ史をぜんぶなぞってきた、由緒正しい休憩所だ。

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写真2:ローソン樽前(24時間営業)

ガソリンスタンドはない。代わりに給電スタンドあり。SAに給電スタンドが当たり前に並ぶ時代になってきた。電気屋として、これは素直に嬉しい。

雨上がりに、虹が二重にかかっていた

副虹は光が水滴の中で二回反射するぶん、色の並びが主虹と逆で、ひと回り薄い。普段は見逃すレベルだけど、この日ははっきり確認できた。自然が見せてくれる「おまけ」だ。

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写真3:夕暮れの虹とアスファルトに伸びる影
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写真4:木々の上に架かる虹

電気工事士にとって雨は人生の敵。屋外工事は止まるし、道具は濡れる。だから作業用レインウェアは現場の必需品だ。で、車に積めるドリップバッグとサーモマグを用意しておくと、こういう寄り道が少し上等になる。

石段30mの先に樽前山

SAの奥に「樽前山展望台入口」の看板。展望台まで約30m。

30mなら、疲れてても行ける。

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写真5:入口看板「展望台まで約30m」
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写真6:展望台への石段(手すり付き)

石段を上ると、案内板が樽前山を教えてくれる。標高1,041m。1909年(明治42年)の大噴火で山頂に溶岩ドームができていて、「樽前山溶岩円頂丘」として北海道指定文化財の天然記念物。高速の休憩で、文化財に会える。

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写真7:案内板「樽前サービスエリア展望台」
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写真8:展望台から樽前山を望む

ただし油断は禁物。木に巻かれた黄色い張り紙「熊の目撃情報」。樽前SA(下り)付近、2023年6月4日付けのものが今も残る。苫小牧市のヒグマ目撃情報には「樽前サービスエリア下り線外側フェンス付近」の記録もある。展望台は便利だが、山のふもとは熊の庭でもある。石段は手すり付きで歩きやすいものの、朝夕は人けが薄い。短時間で、切り上げる。

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写真9:「熊の目撃情報」の張り紙(2023年6月4日付け・NEXCO東日本北海道支社)

SNSの評判

「少し階段を上りますが、展望台から見える樽前山は見事です」(4トラベル クチコミより)

「冬季間は閉鎖されるが、展望台からの樽前山がとっても綺麗です。特に春は真っ白に冠雪した樽前山の姿は一見です」(クチコミサイトより)

「展望台があって、支笏湖の南側にある樽前山が綺麗」(TikTok投稿より)

冬は展望台が閉鎖になるという声もあり、見学は天候と時期の見極めが必要。車内の道具が増えるほど寄り道は快適になる。車用ウェットティッシュは、もう外せない定番だ。

樽前SAメモ(ドライバー向け)

場所道央自動車道・北海道苫小牧市字錦岡(札幌JCT起点67.9km)
方向上り(函館方面)/下り(札幌方面)
コンビニローソン(上下線とも24時間営業・2024年7月19日オープン)
ATMローソンATM(24時間)
ガソリンなし(給電スタンドあり)
支払いau PAY・d払い・PayPay・楽天ペイ対応(店舗貼紙より)
展望台あり(入口から石段で約30m・手すり付き)

北海道の高速道路はガソリンスタンドが限られる。

燃料計は、寄り道の前に確認。これだけ覚えて帰れば、SAも怖くない。

よくある質問

Q. 樽前SAで虹は見やすい?
A. 雨が上がって太陽が差したタイミングが好条件。雨雲と晴れ間の境目に出るので、雨上がりの夕方は出会えるチャンスが大きい。

Q. ローソンは本当に24時間?
A. 上下線とも24時間営業。ローソンATMも24時間使える。

Q. 展望台から樽前山は見える?
A. 石段を約30m上った展望台から樽前山(標高1,041m)を望める。天気が良い日は溶岩ドームも見えたという声がある。

Q. 熊は本当にいる?
A. 張り紙(2023年6月4日付け)も、市の目撃記録も実在する。展望台は人けの多い時間帯に、短時間で。

まとめ:次は冠雪の樽前山を見に

通過点だと思っていたSAが、ご褒美スポットに変わった。雨上がりの夕方、樽前SAを通りかかったら、30mだけ上ってみてほしい。今日一日が、そこで締まる。

移動時間をもう少し快適にするなら、車載タンブラーとドリップコーヒーから。次は冬。真っ白に冠雪した樽前山を、この展望台から確かめに来る。寒さには負けるが、負けたくない。