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雪の予報が外れて、今朝2cm積もった話。タイヤを替えておいた人間と、替えてなかった人間の差

2026年10月28日(水)/北海道/現場仕事の朝

3行でわかるこの記事 
① 先週「雪」の予報が出たので、タイヤを冬用に替えた。
② その後、予報は「雪なし」に変わった。損した気分になった。
③ そして今朝、本当に積もった。替えていた自分と、焦った嫁。

朝6時、窓を開けて固まった

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10月28日の朝。屋根と路面が白くなっていた(提供:北海道新聞デジタル)

カーテンを開けたら、屋根が白かった。

10月28日。まだ10月だ。 しかも、直前に予報が変わって「雪は降らない」になっていたはずだ。

嫁が台所から叫んだ。

「え、雪!? タイヤまだ夏のままなんだけど!」

予報は外れた。外れた方向に、外れた。

そもそも、なぜ替えたのか

先週、スマホの天気予報に雪マークがついた。

北海道の10月は、このマークが一度出ると警戒する。まだ根雪にはならないが、朝の通勤時間に一度でも積もると、事故になる。

だから替えた。スタッドレスに。

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冬用タイヤのトレッド。雪を噛む溝が、夏タイヤとは別物(提供:イエローハット)

すると、どうなったか。

数日後、自分が見ていた予報からは、雪マークが消えていた。

「晴れ時々曇り」。最高気温も二桁。完全に空振りに見えた。

嫁には言われた。

「早すぎでしょ。まだ10月だよ。もったいない」

その通りだと思った。完全に無駄な出費だと。

で、今朝

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朝の路面。日陰は凍り、シャーベット状の雪が残る(提供:Trip Guide Spot)

積もった。2センチほど。 しかも凍ってる。日陰の路面はツルツル。

嫁の車はノーマルタイヤ。今日は車を使わないで済んだからよかったが、もし出る予定があったら、アウトだった。

一方、自分の車はスタッドレス。何も困らなかった。

予報を信じるな、という話ではない

ここで書きたいのは「予報は当てにならない」という話ではない。予報は、そもそも当たらないものだし、こまめに見ないと変わっていく。

予報の性質現実
3日先の降水かなり正確
5日先の降水まあまあ
雪か雨かの境目ほぼ博打
標高・内陸の差予報では拾いきれない

雪の予報は「降る確率」であって「降らない保証」ではない。

そして北海道の10月は、降るか降らないかの境目を毎日のように行き来する時期です。だから予報がコロコロ変わる。変わることが、正常なんです。

実際、10月28日の初雪は平年日とちょうど同じ日でした(気象庁の平年値で札幌は10月28日)。そして28日未明には、札幌・函館・室蘭で初雪が観測されています。

予報は当たっていた。見落としていたのは、自分のほうだった——そう考えるほうが、たぶん正確です。

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北海道の10月。山間部ではすでに雪景色になっている(提供:北海道キャンピングカーレンタル)

損得で考えてみる

タイヤ交換の損得を、素直に計算してみます。

ケース結果
早く替えて、降らなかった数千円の工賃を、少し早く払っただけ
早く替えて、降った何も起きない(これが今日)
遅く替えて、降った事故る。修理代は数十万。人身ならもっと

払うタイミングが数週間早いか遅いかだけの話で、金額は変わらない。

なのに、遅らせたときにだけ、跳ね返りが桁違いなんです。

これは投資の話ではなく、保険の話です。保険は「使わなかったら損」に見える。でも、使う羽目になったときの差が、すべて。

北海道の10月に、何を基準にするか

予報ではなく、自分の基準を持ったほうがいい。

私が現場仕事で使っている基準は、これです。

  1. 朝の最低気温が3℃を下回り始めたら替える
  2. 峠越えの予定がある週は、迷わず替える
  3. 予報に雪マークが1回でも出たら、その週に替える

3番が今回のケースです。1回出た時点で動く。外れてもいい。外れるほうがラクだから。

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スタッドレスへの組み替え。前輪だけ・駆動輪だけの装着は法令上も推奨されない(提供:イエローハット)

交換の前に、確認しておくこと

タイヤを替えるとき、ついでにやっておくと後で楽になることがあります。

空気圧 スタッドレスは空気圧が下がりやすい。組み替え時に、規定値まで入っているか確認する。ここを放置すると、せっかくのグリップが減る。

バッテリー これが一番、見落とされます。気温が下がるとバッテリーの能力は落ちる。朝、エンジンがかからないというトラブルは、この時期から急増します。

スズキ車なら、リモートでエンジンをかけられる「スズキコネクト」がある。便利な機能ですが、寒さでバッテリーが弱ると、そもそもアプリが繋がらない。

朝、雪の中、アプリを開いても「接続できません」。 これが、実際に起きます。

うちも一度、これで焦りました。原因はバッテリーでした。対処法は別記事にまとめてあります。

雪の朝に動かないと、一日が終わる。 バッテリーは、タイヤと同じくらい大事です。

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スタッドレスでも、勾配や凍結には限界がある。チェーンの備えは最後の保険(提供:KINTO)

交換を頼むなら、この時期

10月末から11月頭は、どこの整備工場も予約が埋まる時期です。

時期状況
10月中旬〜下旬空いている。当日OKの店も
11月上旬混み始める。2〜3日待ち
11月中旬以降1週間待ち。当日枠はほぼない
初雪の翌日首都圏並みに詰まる

初雪が降ってから動くと、遅い。 今日みたいな日が、まさにそれです。

今日、替えていなかった人へ

まだ間に合います。今日、明日で動いてください。

理由は単純で、今日の雪で「まずい」と思った人が一斉に動くから。明日の午後には予約が埋まります。

そして、もう一つ。

ノーマルタイヤで雪の路面を走らないでください。 夏タイヤは、雪の上では「滑る」以前に止まりません。ブレーキを踏んでも、ABSが働いても、止まらない。

今日は車を使わずに済んだ、という嫁の判断は正しかった。

使わない選択が、一番安全です。

冬支度、まとめておく

タイヤ以外に、この時期に揃えておくと効くものがあります。

スタッドレスタイヤ・ホイール

バッテリー・ブースター

雪かき・凍結対策

※上記はアフィリエイトリンクです。価格・在庫は各サイトでご確認ください。

まとめ

論点内容
何が起きた雪予報→自分の見ていた予報からは消えた→今朝、積雪
自分の対応予報が出た時点でスタッドレスに交換済み
結果何も困らなかった
嫁ノーマルタイヤのまま。焦った(今日は車を使わず)
学び予報は「降る確率」。外れても損は小さい/見落とすと気づけない

替えておいて、外れるのが一番いい。

損した気分になるのは、数千円と数週間の話。替えてなくて滑ったときの損失は、比べものにならない。

予報が「外れた」ように見えるたびに「早まったかな」と思うんですが、今朝の景色を見て、それは間違いだったと確認できました。

そして、もう一つ。予報は、自分が思っているより頻繁に更新されている。 一度見て「消えた」と判断したのは、単純に見直していなかっただけでした。

嫁のタイヤも、今日中に替えます。


参考

  • 気象庁「初雪などの平年値」(札幌の初雪平年日:10月28日)
  • ウェザーニュース「札幌・函館・室蘭で初雪」(2026年10月28日未明)
  • 北海道新聞「28日の天気大荒れ 札幌で初雪の可能性」(2026年10月28日)
  • tenki.jp「東北〜北海道は28日〜29日に初雪」(2026年10月22日)
  • 各タイヤメーカーのスタッドレスタイヤ推奨時期に関する公開情報
  • 画像提供:北海道新聞デジタル/Trip Guide Spot/北海道キャンピングカーレンタル/イエローハット/KINTO

※本記事は2026年10月28日の北海道内での私的な体験に基づきます。積雪量・路面状況は地域により大きく異なります。冬用タイヤへの交換時期は、お住まいの地域の気象情報と道路状況をご確認ください。