
目次
はじめに
最近、LED照明の交換工事を行った家庭や店舗で火事が発生する事例が増えています。
「新しいLEDだから安全」と思って交換したら、思わぬ事故につながることもあります。
本記事では、最新のニュースや公的情報 をもとに、LED交換工事で火災が発生する原因や、安全に工事を行う方法、そして安全なLED商品の選び方を解説します。
1. LED交換後に火事が起きた最新事例
LED交換時の火災は、国内外で報告されています。以下のニュースや公的情報も参考になります。
2. 海外でのLED火災リスク・リコール事例
- 米国ではGood Earth Lighting社の充電式LEDライトで過熱や火災危険があり、1名死亡、複数件の火災報告があります。
AP News|1.2百万台超のLEDライトが火災リスクでリコール - 高天井用LED照明器具で設計不良による火災リスクが判明し、CPSCでリコール対象となっています。
CPSC公式リコール|LED High Bay Light Fixtures - 複数の高天井LED製品で部品不具合による発火リスクが指摘されています。
Inside Lighting|LED High Bay 製品設計欠陥記事
3. LED交換工事で火災が起きる主な原因
- 古い配線への過負荷
古い家屋や長期間使用した配線に高温のLEDを取り付けると、被覆が溶け火災に発展する場合があります。 - 誤った器具選び
LEDの定格ワット数を超える器具に取り付けると、器具が過熱し火災につながります。 - DIYでの取り付けミス
ネジの締め付け不足、端子のゆるみ、接触不良などが原因で発熱することがあります。 - 安価な粗悪品の使用
認証なしや低品質のLEDは、設計・素材の耐熱性が不十分で火災リスクが高まります。
4. 安全なLED商品を選ぶポイント
- PSEマークや国内認証がある製品
安全基準を満たした信頼性の高いLEDを選ぶことが基本です。 - 定格ワット数が器具に合っているもの
使用予定の器具の定格消費電力を超えないLEDを選びましょう。 - 有名メーカー・保証付き商品
長期保証やサポートがある製品は、トラブル時の対応が安心です。 - 熱に強い設計・放熱性能が高い製品
ヒートシンクや放熱構造がしっかりしているLEDは、発熱リスクを減らせます。 - レビューや事故報告の少ない製品
信頼できる販売サイトやレビューで、安全性の確認ができます。
5. 安全にLED交換する方法
- 資格者(電気工事士)に依頼する
- 既存配線の状態を確認する(老朽化・過負荷がないか)
- 取り付け後は初期点検(熱・焦げ・煙の確認)
- 交換後も定期的にチェック(長時間点灯や季節による過熱確認)
6. 緊急時の対応
- 異常な熱や煙を感じたら、すぐに電源を切る
- 消火器や消火設備の準備を確認
- 万一の火災に備え、避難経路を事前に確認
まとめ
LED交換工事は省エネで便利ですが、安全対策を怠ると火災リスクが高まります。
信頼できる製品の使用、資格者による工事、交換後の点検が重要です。
安全なLED商品を選び、正しい方法で使用することで、安心・安全な家庭・オフィス環境を整えましょう。