映画は観るだけじゃない！空間オーディオで広がる“音の臨場感”

4K・8K画質でテレビや映画を楽しむのが当たり前になった今。おうちでも映画館のような迫力ある音を体験できるコンテンツが続々登場しています。本記事では、その魅力を紹介します。

空間オーディオ（ドルビーアトモス）って何

空間オーディオ（ドルビーアトモス）とは？
音の仕組みを簡単に説明すると、

スピーカーが1つだけの環境 → モノラル

スピーカーが2つの環境 → ステレオ

3つ以上のスピーカーで聴き手を囲み、音の広がりを再現 → サラウンド

最近ではサラウンドスピーカーやサラウンドバーのように、複数のスピーカーを用意しなくても臨場感を楽しめる仕組みが増えています。

そしてさらに進化したのが 空間オーディオ（ドルビーアトモス）。

頭上からの音を追加することで、映画館のような迫力と臨場感を再現。音が前後左右だけでなく上下にも動き回り、まるでその場にいるようなリアリティ豊かな体験ができます。

例にあげると、AirPods ProやAirPods Maxが代表的なイヤホンやヘッドホンになります。iPhone等で設定があるのでご参考に

https://www.phileweb.com/review/column/image.php?id=735&row=1

引用しています。

お部屋でのイメージ環境はこんな感じですが、近年サラウンドバー自体にドルビーアトモス対応機器が多く出ている状況です。

https://www.sony.jp/home-theater/products/HT-ST5000/index.html

SONY HT -ST5000製品ページ引用

✅　モノラル向きは、ラジオや天気予報など、情報だけ聴き取れたら良い方はモノラル環境で良いと思います。

✅　ステレオ向きは、CD音楽を聴いてる方は、ステレオ環境が適していると思います。

✅　サラウンド環境に関しては、映画やライブなど、いろんなところから音が聞こえてくるような作品に関してはサラウンド環境が適しています。最近の作品に関しては、ほとんど全部っていってよいほど対応しています。

✅　空間オーディオ（ドルビーアトモス）に関しては、対応している作品が少ない状態です。

しかし、動画配信サービスが普及している中、各社がいろいろとラインナップが増えてきている状況です。

主要な動画・音楽配信サービスの多くが空間オーディオ（ドルビーアトモス）に対応しています。代表的なのは Apple Music、Amazon Music、U-NEXT、Netflix、Disney+ などです。

Apple Music 空間オーディオ（ドルビーアトモス）対応。AirPodsシリーズや対応スピーカーで臨場感ある音楽体験が可能。

Amazon Music Unlimited 空間オーディオ対応曲を提供。立体的で臨場感のあるサウンドを楽しめる。

NeSTREAM LIVE ライブ配信などでドルビーアトモス対応。iPhoneやAirPodsなどで再生可能

Apple TV+ オリジナル作品の多くがドルビーアトモス対応。

U-NEXT 国内サービスとしていち早くドルビーアトモスに対応。ハリウッド作品などを高音質で配信。

Netflix 多くのオリジナル作品や映画でドルビーアトモス対応（対応プラン・デバイスが必要）。

Disney+ マーベルやスター・ウォーズなどの主要作品でドルビーアトモス対応。

Amazonプライムビデオに関しては、ドルビーアトモス対応作品は30本くらいの確認できています。
Amazonプライムビデオ　ドルビーアトモス作品

寒い季節、外に出るのが億劫になる冬。でも、4K・8Kの高画質と空間オーディオ（ドルビーアトモス）があれば、自宅がまるで映画館に早変わり。

「冬は自宅で映画館。北海道の寒い夜でも、ドルビーアトモス対応の作品を観れば、まるで映画館にいるような臨場感を味わえます。観るだけじゃなく“聴く”ことで完成する映画体験を、ぜひ楽しんでみてください。」