
道内を車で走り回っていると、「またシカか…」とヒヤッとする瞬間、ありますよね。
出張で北海道中を駆け回る身として、野生動物との遭遇は日常茶飯事。でも最近、ちょっと驚きのニュースを耳にしました。海の厄介者「ヒトデ」が、クマやシカを追い払う切り札になっているというんです。
Wait, starfish? 海の生き物が山の動物に効く?
これが本当に効くのか、デメリットはないのか、北海道在住の視点から掘り下げてみます。
ヒトデ忌避剤って何?
ヒトデ忌避剤(きひざい)とは、乾燥・発酵させたヒトデを原料にした野生動物よけのこと。
もともと北海道でシカ被害対策として開発されたものですが、使っているうちに「クマも来なくなった」という報告が続出。今では全国から注目を集めています。
ポイントは、あの独特の「磯の臭い」。動物たちはこれが大嫌いなんです。
なぜヒトデがクマやシカに効くの? — 3 Reasons
1. 強烈な「死を連想させる臭い」
乾燥・発酵したヒトデは、独特の強い臭いを放ちます。人間には「磯の香りがキツイな」程度でも、嗅覚が桁違いに鋭い野生動物には「危険な場所」「死の臭い」と感じられる。本能的に「ここはヤバい」と避けるようになります。
2. 天然成分「サポニン」の力
ヒトデは外敵から身を守るためにサポニン(saponin)という物質を体内に持っています。この苦味・刺激成分が、動物にとって「不快な場所」という印象を強化します。
3. 学習効果で長期的に効く
一度「ここは嫌な場所だ」と覚えた動物は、その後も近寄らなくなる傾向が。単発の忌避ではなく、学習させる効果も期待されています。
「効果なし」って噂は本当? — Real Reviews
「ヒトデ忌避剤 効果なし」で検索すると不安になりますよね。実際の口コミを見てみましょう。
効果を実感した声:
- 「電気柵を設置できない場所でも、撒くだけでシカが来なくなった」
- 「家庭菜園の周りに使ったら、ハクビシンやイノシシの被害がピタッと止まった」
- 「天然成分だから罪悪感なく使える」
イマイチだったケース:
- 「雨で流れてしまい、撒き直しが必要だった」
- 「空腹で必死な動物には突破されることも」
結論:100%のバリアではないけれど、高確率で動物を遠ざける効果は実証済み。正しく使えば十分頼りになります。
知っておきたいデメリット — The Honest Truth
ニオイ問題(これが最大のポイント)
効果の源であると同時に、最大のデメリット。開封直後や雨に濡れた時は、かなり強い磯臭さが漂います。
住宅密集地やベランダでの使用は、ご近所への配慮が必要。田舎の畑なら問題なしですが、街中では工夫が必要です。
持続期間は2〜3ヶ月
一度撒いて終わりではありません。屋外では約2〜3ヶ月で効果が薄れるため、定期的な追加が必要。土に還る天然素材だからこその宿命ですね。
ペットが興味を持つことも
犬や猫が臭いに反応して近づくケースも稀にあります。天然成分なので毒ではありませんが、念のため注意を。
自作できる? — Don’t Try This at Home
海岸でヒトデを拾えば作れそう…と思うかもしれませんが、やめておきましょう。
素人が乾燥・発酵処理をすると、ただの「腐敗」になります。耐えられない悪臭、ウジ虫の発生、近隣トラブル…想像したくないですよね。
市販品は特殊な技術で加工され、扱いやすいペレット状や粉末になっています。衛生面からも市販品一択です。
使い方はシンプル — How to Use
撒く
被害を防ぎたい畑や庭の周囲にパラパラと撒くだけ。
吊るす
不織布など通気性の良い袋に入れて、フェンスや木の枝に吊るす。雪国や地面に撒きたくない場合に有効です。
放置しておけば、最終的にはカルシウム豊富な肥料として土に還ります。まさにゼロウェイスト。
どこで買える? — Where to Buy
ホームセンター
最近は北海道内や獣害の多い地域の大型ホームセンターで取り扱いが増えています。園芸コーナーや害獣対策グッズ売り場をチェック。
ネット通販が確実
全国どこでも手に入るのはやはりAmazonや楽天。以下の商品名で検索してみてください
海の厄介者が、山を守る
ここが一番グッとくるポイント。
ヒトデは漁師さんにとって長年の悩みの種でした。網にかかる、ホタテを食い荒らす、処分にも困る…。その厄介者が、今度は農家や山間部を守る資源に変わったんです。
岐阜県の植林プロジェクトでは、愛知の漁協から提供されたヒトデを使って苗木を守る取り組みが成功。海から山へ、命をつなぐ循環が生まれています。
SDGsの観点からも、これは素晴らしい事例。捨てていたものが価値を持つ — まさに発想の転換ですね。
まとめ:殺さず、傷つけず、遠ざける
ヒトデ忌避剤は、動物を殺さずに「ここには来ないでね」と教える優しい対策です。
完璧ではありません。雨で流れることもあるし、極限状態の動物には効かないこともある。でも、電気柵を設置できない場所、薬剤を使いたくない場所、そして命を奪わずに共存したいと願う人には、試してみる価値が大いにあります。
道内を走り回っていると、人と野生動物の距離がどんどん近くなっているのを感じます。だからこそ、こういう「優しい解決策」がもっと広まってほしい。
海の厄介者が、森を守る。There’s something poetic about it, don’t you think?
北海道を駆け巡る自営業者として、これは見逃せないトピックでした。試したことある方、ぜひコメントで教えてください!
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