
「まだ使えてるから大丈夫」——それが一番危ない判断かもしれない。
いつ・何が起きたのか
2026年5月20日、株式会社コロナが経済産業省にリコールを届け出た。
対象は家庭用ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の一部機種。製造時期は2010年〜2017年にかけてのもので、対象台数は合計24万629台という大規模リコールだ。
🔴 リコールの原因
ヒートポンプユニット内の圧縮機が塩分などによる腐食で破損し、沸き上げ運転中にユニット本体が変形する可能性がある。
現時点で発煙・発火・人的被害の報告はゼロ。しかし「起きてから」では遅い。
対象ブランドと台数
| ブランド名 | 対象機種数 | 製造期間 |
|---|---|---|
| コロナ | 計30機種 | 2010年4月〜2017年4月 |
| ユーリッチ | 計19機種 | 同上 |
| トヨタホーム | 計2機種 | 同上 |
| 合計 | 51機種 | 約24万台 |
さらにデンソー製ユニットを採用した別ブランドでも約1万4921台が同時リコール対象となっている。
対象ブランドはデンソー・トクラス・トヨタホーム・ユノカ・ユノエース・Chuki・シャープ・YAZAKI・OMソーラー・三井ホームと幅広い。
電気屋目線でここが問題だと思う
北海道で電気工事を生業にしていると、エコキュートの設置・交換・点検は日常業務のひとつだ。今回のリコールを見て、真っ先に思ったことがある。
「2010年〜2017年製って、まだ現役で動いてる家が相当多い」
エコキュートの寿命は一般的に10〜15年とされる。つまり対象期間のものはまさに「寿命の境界線」にいる。動いているからと放置すれば、腐食による変形リスクがじわじわ高まる。
圧縮機の腐食は外から見えない。「問題ない」と思っているうちに内部でダメージが進行するのが怖いところだ。
自分の機種がリコール対象か確認する方法
✅ STEP① 品番を確認する
エコキュート本体のタンクユニット側面、または取扱説明書の表紙に**品番(型番)**が記載されている。
✅ STEP② 対象品番リストと照合する
経済産業省の公式ページまたはコロナ公式サイトに対象品番一覧が掲載されている。
✅ STEP③ 該当する場合はコロナへ連絡
フリーダイヤル:0120-015-270 受付時間:9:00〜17:00(7月以降は平日のみ)
家庭用ヒートポンプ給湯機(エコキュート)無料点検・修理のお知らせ
対応は無償点検・修理。費用はかからない。
電気料金はまず選ぶ前に比較
SNSのリアルな声
💬「うちのエコキュート2012年製だわ。今すぐ確認する」
💬「コロナのエコキュートって24万台もリコールって規模がでかすぎる」
💬「発火してからじゃ遅いのに、こういうニュースって広まらないんだよな」
💬「点検無料なら早めにやっておいた方がいいよね」
💬「10年以上前のエコキュートがまだ動いてるって、それ自体すごいけど危ない」
💬「業者に頼まなくていいの?直接コロナに連絡でいいの?と混乱してる人多そう」
電気屋として伝えたいこと
リコールはメーカーが無償で対応してくれる数少ないチャンスだ。放置する理由がない。
特に北海道のような寒冷地では、エコキュートは冬場の命綱に近い設備だ。シーズンに入ってから不具合が出ても、部品の手配に時間がかかることがある。暖かい今のうちに点検を入れておくのが賢い動き方だ。
「まだ動いてる」は安心の根拠にならない。
まとめ
品番確認だけでもすぐにできる。10分あれば終わる。
✅ 対象:コロナ製エコキュート約24万台(2010〜2017年製)
✅ 原因:圧縮機の塩分腐食によるユニット変形の可能性
✅ 被害:現時点でゼロ(発煙・発火なし)
✅ 対応:無償点検・修理(コロナへ直接連絡)
✅ 連絡先:0120-015-270
※本記事は経済産業省公式リコール情報・MONOist・コロナ公式サイト(2026年5〜6月時点)をもとに作成しています。

