
金属への穴あけ作業中、こんな経験はありませんか?
- 上向き作業中、ホールソーを回した瞬間に「熱々の切り粉(キリコ)」が首筋に入る。
- 保護メガネの隙間を狙ったように鉄粉が飛んでくる。
- 既設の盤加工で、「ブレーカーに鉄粉が入らないか」と冷や汗をかく。
- あの鋭利で熱い鉄粉は、ただのゴミじゃありません。 我々の体にとっても、電気設備にとっても「凶器」です。
今回は、そんな現場のストレスとリスクを数千円で解決する、私の「必携アイテム」を紹介します。
目次
紹介する商品:金属用ホールソーダストカバー
「もっと早く買っておけば、あの火傷も防げたのに」 本気でそう思ったのが、この商品です。
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ボード(天井)用の集塵カップは持っている人も多いですが、これは「金属加工の熱と回転」に対応したタフな仕様。 ドリルに装着するだけで、鉄粉をカップ内に閉じ込めます。
どんな場面で役立つか?(現場シチュエーション)
ただ「汚れない」だけじゃありません。プロにとっては「事故防止」の意味合いが強いです。
1. 既設の制御盤・分電盤の改造
これが一番重要です。 通電部や精密機器の近くで穴を開ける際、微細な鉄粉が盤内に飛散すると「短絡(ショート)」や「誤動作」の原因になります。 このカバーがあれば、鉄粉の落下・飛散を物理的にブロックできます。
2. ラック工事やデッキプレートの開口
上を向いての作業は、重力で切り粉が自分に降り注ぎます。 顔、目、首元への飛来を防ぐ「盾」になってくれます。
3. 仕上がった床面での作業
鉄粉は踏むと床を傷つけ、放っておくと「もらい錆」で茶色いシミになります。 新築現場や改修工事で、床を汚さずスマートに作業できます。


メリット・デメリット
良いことばかり言うつもりはありません。現場で使って感じた本音を書きます。
【メリット】
- 安全確保が最強:熱い切り粉で「あちっ!」と手が止まることがなくなります。集中力が途切れないのは安全上とても大事。
- 掃除時間が「秒」になる:作業後、チリトリや掃除機で微細な鉄粉を吸う手間が消えます。カップに溜まったゴミを捨てるだけ。
- 養生の手間削減:盤全体をマスカーでガチガチに養生しなくても、最低限の養生で安心して作業できます。
【デメリット】
- 「墨(センター)」が見えにくい:カバーがある分、ドリルの先端と印の位置合わせに少し慣れが必要です。(透明タイプでも、粉がつくと見えにくくなります)
- キワ(隅)が攻めにくい:カバーの径が干渉するため、壁際ギリギリの穴あけには使えないことがあります。
現場の仲間の口コミ
「盤屋の必需品です」 制御盤の改造現場で、元請けさんに「ちゃんと対策してるね」と褒められました。掃除機をかけにくい盤内だからこそ、元から断つのが大事。(40代・計装工事)
「夏場の半袖作業が楽になった」 暑い時期、腕にバチバチ当たる切り粉が嫌で購入。痛くないし、周りも汚れない。もっと早く買えばよかったです。(30代・電気工事士)
この商品で、あなたの仕事はどう変わる?
たかがカバーですが、導入効果は絶大です。
「事故を起こさない職人」としての信頼 お客様や元請けは、作業のプロセスを見ています。「盤を汚さない配慮」ができる職人は、必ず信頼されます。
怪我のリスク回避 眼球に鉄片が刺さる労災事故……想像するだけでゾッとしますよね。そのリスクを数千円で回避できます。
精神的な余裕 「もし鉄粉が入ってショートしたら…」というプレッシャーから解放され、穴あけ作業そのものに集中できます。
まとめ:鉄粉対策は「プロの嗜み(たしなみ)」
ドリル一本あれば穴は開きます。 でも、「周囲を汚さず、設備を守り、自分も守る」のが、プロの電気工事士の仕事です。
道具箱に一つ忍ばせておいてください。 次に「あ、これ鉄粉飛ぶな」と思った瞬間、それがあなたの最強の防具になります。
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