
【この記事で分かること】
- 函館から遠軽まで400km超の効率的な移動ルート
- 札幌ほのか(24時間温浴施設)を活用した戦略的仮眠術
- 深夜移動のメリットと安全対策
- 長距離ドライブの疲労を軽減する必須グッズ
- 自営業者の時間=お金を最適化する移動設計
函館→遠軽400km超|なぜ深夜移動を選ぶのか?
北海道を股にかけて電気工事の仕事をしている俺にとって、移動は単なる”つなぎ”じゃない。どう組み立てるかで仕事のパフォーマンスが大きく変わる。今回は函館の現場を終えて、翌日夕方に遠軽入りというスケジュール。この条件を見て、俺が選んだのは「深夜移動+札幌ほのか仮眠」という移動戦略だった。
函館→遠軽の基本データ
- 総距離:約400km以上
- 函館→札幌:約310km(高速道路利用で4時間20分~4時間30分)
- 札幌→遠軽:約255km(高速道路利用で3時間45分)
- 合計所要時間:約8時間超(休憩・仮眠含まず)
この距離を一気に走るのは危険だ。だからこそ、中間地点の札幌で「戦略的リセット」を挟む。
深夜移動の3つのメリット|時間もお金も効率化
メリット①:翌日の行動に余裕が生まれる
夕方スタートの現場なら、朝イチで慌てる必要がない。函館で一泊して翌朝出発するより、夜のうちに札幌まで進んでおけば、翌日は昼前後にゆっくり出発できる。現場に向かう前に余裕を持って準備できるから、集中力を保ったまま仕事に臨める。
メリット②:宿泊費の節約になる
札幌でビジネスホテルに泊まれば、最低でも7,000円~10,000円はかかる。一方、札幌ほのか清田店は深夜1時(25時)以降に入館すれば、深夜料金制度が適用される。
札幌ほのか清田店の料金体系(2025年10月改定後)
- 基本入浴料:平日1,400円、土日祝1,600円
- 深夜割増料金(深夜1時以降滞在):平日1,500円、金土祝前・特別日2,000円
- 重要ポイント:深夜1時~朝5時に入館した場合、チェックアウトは13時まで延長
つまり、深夜2時に到着して入館すれば、翌日13時まで約11時間も滞在できる。この間、入浴・岩盤浴・仮眠室利用が可能だ。
コスト比較|札幌ホテル宿泊 vs 札幌ほのか深夜利用

| 項目 | 札幌ホテル宿泊 | 札幌ほのか(深夜1時以降入館) |
|---|---|---|
| 料金 | 7,000~10,000円 | 2,900円(平日:入浴1,400円+深夜1,500円) |
| 滞在可能時間 | チェックイン15時~チェックアウト10時 | 深夜1時~翌13時(最大12時間) |
| 入浴 | シャワーのみ | 温泉+岩盤浴4種類 |
| 翌日の移動開始 | 朝10時チェックアウト後 | 昼前後まで滞在可能 |
実際のコスト削減額
札幌ホテル平均8,500円と仮定した場合、札幌ほのか平日利用(2,900円)との差額は以下の通り。1回あたりの削減額=8,500−2,900=5,600円
月に4回同様の出張パターンがあれば、年間の削減額は次のようになる。
年間削減額=5,600×4×12=268,800円
約27万円。この浮いた資金は、工具の新調や車のメンテナンス、次の仕事への投資に回せる。自営業にとって、これは大きい。しかも、ホテルのシャワーだけじゃなく、温泉と岩盤浴でしっかり疲れを取れる。翌日の仕事に向けて、体調を万全に整えられるのも見逃せないポイントだ。
メリット③:深夜の道央道は走りやすい
夜10時前後の道央道は交通量が激減する。函館から札幌までの約310kmを、ストレスなくスムーズに走り抜けられる。日中の渋滞や大型トラックの後ろをノロノロ走る心配もない。深夜割引も効くから、高速料金も抑えられる。信号待ちもなく、自分のペースで運転できるのは深夜移動ならではの強みだ。
函館→札幌|深夜2時到着を目指す移動計画

出発時刻の逆算
函館から札幌ほのかまでは約310km、所要時間は約4時間20分~4時間30分。深夜1時以降の入館で13時チェックアウトのメリットを得るため、深夜2時到着を目指す。
逆算すると、函館を夜9時30分~10時に出発すれば、途中1回の休憩を挟んでも深夜2時頃に札幌ほのかに到着できる。
函館→札幌ほのかのルート
- 函館市街(夜9時30分出発)
- 函館新道→大沼公園IC
- 道央自動車道(室蘭・登別経由)
- 札幌南IC→清田方面
- 札幌ほのか清田店(深夜2時到着)
途中の休憩ポイント
長距離運転では2時間に一度の休憩が鉄則。函館出発から約2時間後、有珠山SAまたは登別室蘭IC付近のSA・PAで10~15分の休憩を入れる。トイレと軽い体操、コーヒーで一息つく。ここで眠気を感じたら、無理せず20分程度の仮眠をとることも重要だ。深夜運転は無理が禁物。眠気を感じたら休む。これが最大の安全対策だ。
札幌ほのか|深夜2時入館で13時まで滞在可能な戦略的拠点

24時間営業の温浴施設「湯の郷 絢ほのか 札幌清田店」
札幌市清田区にある「湯の郷 絢ほのか」は、俺にとって単なる休憩所じゃない。長距離移動における”戦略的リセットポイント”だ。函館を夜9時30分~10時に出発すれば、札幌清田には翌日午前2時頃に到着する。この時間帯に入館することで、13時チェックアウトという大きなメリットが得られる。
施設の特徴(2025年10月料金改定後)
- 営業時間:24時間営業
- 入浴時間:6:00~翌3:00(清掃時間3:00~6:00)
- 岩盤浴:7:00~翌2:00
- 基本入浴料:平日1,400円、土日祝1,600円
- 深夜割増料金:平日1,500円、金土祝前・特別日2,000円(深夜1時以降滞在)
- チェックアウト:通常9時、深夜1時~5時入館の場合は13時
- 岩盤浴4種類:無料で利用可能
- 駐車場:広々としたスペース完備
- 住所:北海道札幌市清田区清田二条3丁目2-26

深夜2時入館の最大メリット|13時チェックアウト
通常、25時(深夜1時)より前に入館した場合、チェックアウトは朝9時。しかし、深夜1時~朝5時に入館すれば、チェックアウトが13時まで延長される。これが長距離移動者にとって非常にありがたいシステムだ。
深夜2時に到着・入館すれば、翌日13時まで約11時間滞在できる。この間に入浴、岩盤浴、仮眠をしっかり取り、昼前後に余裕を持って遠軽へ出発できる。
実践|札幌ほのかでの11時間滞在プラン
深夜2時~翌日13時までの過ごし方
2:00 到着・入館
フロントで受付を済ませる。深夜1時~5時入館なので、13時チェックアウトが適用される。料金は退館時の後払い。館内着とタオルを受け取る。ロッカーに荷物を入れて、まずは入浴へ。
2:15~3:00 入浴
到着してすぐなら、まだ入浴可能な時間帯(翌3時まで)。長時間のドライブで固まった筋肉を温泉でほぐす。露天風呂、内湯、サウナと一通り堪能。血行が良くなり、疲労物質が排出される。体が温まったところで、水分補給も忘れずに。湯上がりのコーヒー牛乳が染みる。
3:00~7:00 仮眠室で4時間睡眠
清掃時間(3時~6時)を含めて、休憩室でしっかり仮眠。リクライニングチェアや仮眠スペースで横になる。ネックピローとアイマスクを使えば、周囲の光や音を遮断でき、短時間でも深い眠りが得られる。4時間睡眠で体力を回復。このまとまった睡眠が、翌日のコンディションを決める。
7:00~8:00 朝風呂でリフレッシュ
目覚めたらもう一度入浴。清掃が終わって風呂が再開している。朝イチの温泉は気持ちいい。サッパリした状態で一日をスタートできる。岩盤浴も朝7時から利用可能なので、時間があれば朝岩盤浴も楽しめる。じっくり汗を流して、体の芯からリラックス。
8:00~9:00 朝食&リラックス
館内の食事処で朝食を摂る。定食やラーメン、うどんなど、しっかりエネルギー補給。食後は休憩スペースで漫画を読んだり、スマホで仕事のメールチェックをしたり、ゆっくり過ごす。無料Wi-Fiもあるから、仕事の連絡も問題なし。
9:00~11:00 出発準備&最終休憩
遠軽への移動準備。車の点検、ルート確認、天気チェック。余裕があれば、もう一度風呂に入るのもあり。館内でゆっくり過ごして、体調を万全に整える。コーヒーを飲みながら、今日の仕事の段取りを頭の中で整理。
11:00 チェックアウト・遠軽へ出発
13時チェックアウトまで時間があるが、余裕を持って11時頃に出発。札幌から遠軽まで約3時間45分なので、午後3時前には遠軽に到着。夕方の現場まで時間に余裕がある。道の駅に寄って地元グルメを味わう時間もある。
札幌→遠軽255km|昼前出発でも夕方現場に間に合う
札幌ほのかで朝7時頃に目覚め、朝食・入浴を済ませて11時頃にチェックアウト。札幌から遠軽までは約255km、高速道路利用で約3時間45分。午後3時前には遠軽に到着し、夕方の現場まで余裕を持って準備できる。
札幌→遠軽の主要ルート
- 札幌市内(11:00出発)
- 道央道→旭川鷹栖IC
- 旭川紋別道→遠軽IC
- 遠軽市街(14:45頃到着)
- 距離:約255km
- 所要時間:約3時間45分(高速道路利用)
- 高速料金:ETC利用で約2,930円
このルートなら、日中の明るい時間帯に走行できる。冬季でも視界が良く、安全性が高い。遠軽到着後は、道の駅「遠軽 森のオホーツク」で地元グルメを味わったり、コンビニで現場用の飲み物や軽食を買い込んだりする時間も十分にある。
長距離ドライブ必須グッズ|疲労を軽減する装備術
400km超の移動を快適にするには、装備が重要。俺が実際に車に積んでいる、実践的なアイテムをご紹介。
①腰痛対策|車用シートクッション&ランバーサポート
長時間運転の最大の敵は腰痛。低反発クッションとランバーサポートのセットがあれば、正しい姿勢をキープできて疲労が大幅に軽減される。特に400km超の移動では、これがあるとないとで翌日のコンディションが全く違う。骨盤を立てて背筋を伸ばす姿勢を維持できるから、集中力も持続する。函館→札幌の4時間超、札幌→遠軽の3時間超、どちらもこのクッションがあれば快適だ。
②仮眠の質を上げる|ネックピロー&アイマスク
SA・PAや温浴施設での休憩時に、首をしっかりサポートしてくれるネックピローと、光を完全遮断するアイマスクは必須。札幌ほのかの仮眠室でも、このセットがあれば短時間でも深い眠りが得られる。俺は空気を入れて膨らませるタイプを使っている。使わない時はコンパクトに収納できるのが便利だ。目覚めた時のスッキリ感が全然違う。
③眠気対策&水分補給|カフェイン飲料&ミントガム
深夜運転では2時間に一度、100~200mlの水分補給が鉄則。脱水症状は集中力低下の直接的な原因になる。カフェイン飲料やミント系ガムも、眠気対策として車内に常備している。特に深夜10時~翌2時までの4時間は、眠気との戦い。コーヒーやエナジードリンク、ミントタブレットがあれば、気分転換にもなる。眠気を感じたら無理せず、SA・PAで仮眠をとることも重要だ。
④目の疲労対策|偏光サングラス
日中の運転では、日差しによる目の疲労が蓄積する。偏光サングラスがあれば、ギラつきを抑えて視界がクリアになり、目への負担が大幅に軽減される。特に札幌→遠軽の昼間移動では必須アイテムだ。雪道の照り返しも防げるから、冬季の北海道ドライブには欠かせない。
深夜移動の安全対策|眠気と戦わない運転術
深夜移動の最大のリスクは「眠気」だ。でも、眠気と戦おうとするのは間違い。眠くなったら、迷わず休憩する。それが一番の安全対策だ。
深夜運転の鉄則
- 2時間に一度は必ず休憩(SA・PAで10~15分)
- 眠気を感じたら20分の仮眠
- 無理に走り続けない
- 深夜1時~5時は最も眠気が強い時間帯
- 札幌ほのかのような中継地点で体をリセット
俺の場合、函館を夜9時30分~10時に出発して、途中の有珠山SAや登別室蘭IC付近で1回は休憩を入れる。トイレと軽い体操、コーヒーで一息つく。眠気を感じたら、迷わず車内で20分の仮眠。そして札幌ほのかで4時間しっかり睡眠をとる。これで翌日の移動も安全に走り抜けられる。
冬季の深夜移動|追加の注意点
北海道の冬季は、深夜の気温が氷点下になる。路面凍結や吹雪に注意が必要だ。スタッドレスタイヤは必須。天気予報と道路情報を事前にチェックし、吹雪の予報が出ていたら無理せず出発を遅らせる判断も重要。安全第一で移動計画を立てる。命あっての仕事だ。
遠軽エリアの魅力|現場近くの立ち寄りスポット
遠軽に着いたら、仕事前に地元の魅力も味わいたい。道の駅や温泉、地元グルメをチェックしておけば、出張の楽しみも増える。
道の駅 遠軽 森のオホーツク
国道333号線沿いにある道の駅。地元の農産物や加工品が並ぶ直売所があり、遠軽名物の「えんがるロール」や「白滝じゃが」などのお土産が手に入る。レストランでは地元食材を使った定食やラーメンが味わえる。遠軽到着後、現場入り前の腹ごしらえにも最適だ。駐車場も広く、トイレ休憩にも便利。道の駅 遠軽 森のオホーツク
瀬戸瀬温泉
遠軽町瀬戸瀬にある温泉施設。仕事を終えた後、ここで疲れを癒すのもいい。泉質はナトリウム・塩化物泉で、体の芯から温まる。日帰り入浴も可能だから、次の移動前にサッパリできる。電気工事で体を使った後は、温泉が一番だ。瀬戸瀬温泉
太陽の丘えんがる公園
時間があれば立ち寄りたいのが、この公園。広大な敷地に四季折々の花が咲き、特に春の芝桜は圧巻。展望台からはオホーツクの大地を一望できる。仕事の合間に、ちょっと息抜きするのにちょうどいいスポットだ。太陽の丘えんがる公園
まとめ|移動もプロの腕の見せどころ
函館→札幌→遠軽。このルートを何度も走ってきた。毎回同じじゃない。天候も、体調も、現場の状況も違う。だからこそ、”移動戦略”が重要になる。
深夜移動を選ぶのは、単なる時短じゃない。時間とお金、そして体調という3つの要素を最適化するため。夕方の現場に向けて、ベストコンディションで臨むため。札幌ほのかという”戦略的リセットポイント”を挟むことで、400km超の長距離移動を安全かつ効率的に攻略できる。
深夜2時到着・13時チェックアウトの威力
深夜1時~5時入館なら、13時チェックアウトという大きなメリットが得られる。函館を夜10時前後に出発し、深夜2時に札幌ほのかに到着。11時間滞在の間に、入浴・仮眠・朝食をしっかり取り、昼前後に余裕を持って遠軽へ出発。夕方の現場には万全の体調で臨める。
ホテル代と比較して約5,600円の削減。年間で約27万円の差額。この資金を次の仕事の投資に回せるのが、自営業の強みだ。
「移動時間を無駄にしない」──この思考が、自営業として生き抜く武器になる。移動もプロの腕の見せどころだ。次の出張も、この戦略で挑む。